カンヌ映画祭といえば、世界で最も有名な国際映画祭ですね。過去には三国連太郎さんや黒澤明監督、大島渚監督なども受賞された権威ある映画祭です。
最近だと「万引き家族」の是枝裕和監督が最高賞である「パルム・ドール」を受賞されたことが記憶に新しいですね。また、「ドライブ・マイ・カー」が脚本賞を受賞したこともニュースになりました。
そんな権威ある映画祭の新人監督賞を映画「PLAN75」の早川千絵監督が受賞され他というニュースが入ってきました!早川千絵監督とはどんな方なんでしょうか?早川千絵監督の経歴がすごいと話題になっています。
早川千絵監督のすごい経歴や結婚、子育てについて調べてみました。
早川千絵監督の経歴まとめ・学歴は?
カンヌ映画祭で早川千絵監督が映画「PLAN75」で新人監督賞である「カメラ・ドール」を受賞したという嬉しいニュースが入りました!
https://twitter.com/FansVoiceJP/status/1530623258298486784?s=20&t=7KOUG89bPahsrb-Em2aK1Q
早川監督の経歴について調べてみました。
- 早川千絵(はやかわちえ)
- 生年月日:1976年8月20日(45歳)
- 出身:東京都
- 最終学歴:NY美術大学School of Visual Arts卒業
早川監督はニューヨーク美術大学で写真を学びました。その後結婚、出産もされています。
過去の受賞歴は以下の通りです
- 2014年 第70回カンヌ映画祭 シネファウンデーション部門入選(学生作品が対象)
- ぴあフィルムフェスティバル グランプリ
- ソウル国際女性映画祭 グランプリ
- ウラジオストク国際映画祭 国際批評家連盟賞
学歴も今までの受賞歴も素晴らしいですね!
NY美術大学に進む前の学歴等についてはまだ公表されていないため分かりませんでした。
早川千絵監督が監督を目指したのは出産後?
早川監督は美術大学で写真を学んだ後、ご結婚とご出産をされています。お子さんは2人です。
ずっと映画監督になりたいという思いを持ちながら日本で働いていました。
2012年「今やらなきゃ!」と思ったそうで、一念発起して東京にある「ENBU ゼミナール」に入学します。
ENBUゼミナールは映画と演劇の学校で、俳優コースと映画監督コースがあります。監督コースは1年間(週4回)で費用は45万円です。週3回の夜と土曜の2時間半なので仕事も子育てもしながら通われたそうです。課題等もたくさんあると思われるので、相当大変だった学生生活だと思います。
早川千絵監督の夫は誰?
早川監督の夫については、画家ということだけがわかっています。NY美術大学を卒業されているので、もしかしたら同じ学校の卒業生かもしれませんね。
何かわかれば追記したいと思います。
PLAN75はどんな映画?
映画「PLAN75」は、元々は是枝裕和監督の「十年 Ten Years JAPAN」の中の短編作品でした。それを同じようなテーマで脚本を書き直し、キャストも一新して長編映画として撮影したのが今回の「PLAN75」です。
この映画では、超高齢化を迎えた日本社会で75歳以上の高齢者が自ら死を選ぶ「PLAN75」という制度が推奨されており、自分たちが早く死を選ぶことで国に貢献すべきという風潮が広がっている社会を描いています。
早川監督はカンヌ映画祭で以下のようにコメントしています。
すべての映画監督に最初に撮る1本目の映画があります。誰にとっても最初の1本目というのは思い入れが深く、特別なものだと思うのですが、私にとっての特別で大切な1本目の映画をカンヌに呼んでいただき、評価してくださって本当にありがとうございます。「PLAN 75」という映画は今を生きる私たちに必要な映画であると言ってくれた方がいました。その言葉が心に深く響いています。
まとめ
早川千絵監督がカンヌ映画祭で新人監督賞を受賞したという嬉しいニュースに、早川監督の経歴などをまとめました。
映画の内容もとても気になりますので、ぜひみたいと思います。これからの早川監督の作品が楽しみですね!