成田悠輔さんの動画にハマってしまった海外在住歴14年の主婦です。
成田さんと言えば、今や知らない人がいないくらいメディアで活躍しているイエール大学の助教授ですが、彼は東大を首席で卒業してからアメリカの有名大学MIT(マサチューセッツ工科大学)に進み、博士号を取っているのはご存知の方も多いのではないかと思います。
でも、その成田さんが日本に居た時には英語が全然話せなかったという話を聴いたので、びっくりです。
もともと英語が話せる帰国子女ではないとのことなので、彼の英語の勉強法について調べてみました!
実際に成田さんの英語のスピーチを動画で観た感想も含めて、解説します。
成田悠輔さんはイエール大学の大学助教授
成田さんと言えば、高身長、高学歴、イケボ、変なメガネが特徴的で、ここ1年ぐらいで大変有名になり、あっちこっちで引っ張りだこの学者さんです。
地上波に流して大丈夫なのか心配です https://t.co/iGmsPr7YoU
— 成田 悠輔 (@narita_yusuke) June 12, 2022
私が一番最初に惹かれたポイントは、報道ステーションで聴いた落ち着いた声、聴きやすいイケボです。(イケてるボイス)
大学教授で声がいい人って、そうそういないので、声が特徴的で、まだ若いのにアメリカ在住の日本人助教授というのは稀有な存在だなぁと思いました。
もちろん大学では英語で講義をされているので、専門的なことは英語の知識が豊富だと思いますが、日本人が大学でいくら勉強しても英語で講義をするレベルまで語学力をあげるというのはとても大変なことです。
成田さんの経歴から計算すると既にアメリカに10年以上住んでいるようなので、ひょっとして奥さんがネイティブスピーカーか、外国の人なのかなぁと思ったのですが、調べた結果は日本在住の日本の女性でした。
成田さんとはとても気の合う映画の配給をお仕事としている方とのことで、どこでどうやって知り合ったかは明かされていませんでした。
成田助教授の英語アクセントと発音は?
英語の講義動画がYouTubeでアップされていたので、聴いてみました。
広義の内容は謎の公式が沢山あり、難しすぎて分からないのですが、英語のスピードは日本語を話しているときと同じようなスピード、落ち着いた声でした。
英語の発音とアクセントはどちらかというとアメリカより英国寄り、あまり口を大きく開けない話し方でした。
英語を使える人という印象です。頭の良い日本人の英語だと思いました。
ネイティブスピーカーでない日本人がアメリカ人やネイティブスピーカーを無理に真似している英語でだと聴きづらいということがあるのですが、淡々と話すロボットに近い聴きやすい英語でした。
スターウォーズに出てくる人間型通訳ロボット、C3POみたいな感じです。
英語よりも驚いたのは彼の記憶力、言語力、言葉を駆使して、話を組み立てていく話し方ですが、難しい専門の英単語はすべて詳細に頭に入っているようで、何の台本なしに英語で話されていました。
成田さんの独特の世界観や、英語が気になる日本人のフォローワーも増えています。
天才の見解はこうなっているというのは聞いていて何語であっても心地よいものがあり、成田助教授の講義はお話が面白いので、なかなか常識では考えられないことが多いです。
視聴者割もレベルの高い人が多いように思えましたが、みんなの英語の評価はもちろん高かったです。
中には「ヨーロッパ人によくいる大学教授の話し方」だと評されてる人がいました。
要するに英語を第二言語として話す人として評価が高かったです。
やはり天才といわれるのは納得です。
成田助教授の英語の勉強方法は?
日本メディアが成田さんの英語については取材をしていたので、成田助教授は勉強方法をインタビューに答えていました。
なんと東大生でいたころに外資系企業の面接に行ったことがあったそうなのですが、成田さんは地蔵のように固まって何も話せなかったそうなのです。
東大で英語の文献を読めても実際の会話は苦手だったとのことでしたが、さすがに東大首席で卒業した優秀な学生、マサチューセッツ工科大学に進学した後に、『英語はなんとか死なない程度英語の海で泳いでいるうちに身につけた』と語っていました。
しかも勉強方法が大変ユニークで、海外でも自宅でひきこもっていたそうなのですが、アメリカの女性の間で大変人気だった「ゴシップガール」「アリーmy Love」などのちょっと古い海外ドラマやSF映画を延々と見ていたそうです。
ドラマを英語字幕で見たのがより分かり易くてよかったと語っていますね。
字幕なしだとわからなくて消化不良になりそうそうですが、英語字幕だと字幕を読んで理解するのと、動画を見て理解するのと、両方ともに出来るからだそうです。
ドキュメンタリーな話も大好きで、生の言葉としての英語をドラマで見ると文法とか表現だけではない生きた英語が学べると話していました。
やはり英語は日本で学ぶよりも海外に出て学ぶのがおススメだと留学も勧めていますね。
まとめ
成田教授は東大の前にほぼ独学で東京の有名私立校、麻布中高一貫校を卒業しています。
その当時は、睡眠障害と、家庭環境の問題で、不登校だったそうです。でも英語も独自の方法で、コミュニケーションのツールとしてアメリカで生きた英語をマスターしたということが分かりました。
英会話学校に行っていなくても、まったく話せないレベルの人間でも、やはり成田さんのような天才と呼ばれる人間はコツさえつかめば、自分の思い通りに英語を操って講義が出来るレベルになるのだなぁと分かりました。
こんなこともできるって神―!
『迷走しない!英語論文の書き方』の重版が決定しました🎉https://t.co/qOQuSViqNl
半年で3刷、多くの方に読んでいただけて光栄です🖊️
他社様ですが、監訳者の成田悠輔先生の初の単著ももうすぐ発売ですね✨☺️楽しみです! pic.twitter.com/Dh8gzUssUG— 講談社サイエンティフィク (@kspub_kodansha) June 1, 2022
成田さんは英語で専門知識を学び、論文を書いているうちに英語での講義も出来るようになったのだと思いますが、もともと勉強をきちんとしてこなかった人間なのに、教科書や問題を見ただけで理解して学校の授業を受けてなくても大学進学、首席で卒業するのは神レベル。
授業中、生徒から受ける英語の質問も上手にこなし、話のまとめ方はさすがです。
私が見た動画もジョークもたとえ話も盛り込みながらの興味深い講義でした。
成田悠輔さんは女性と子供には更もやさしいフェミニストな男性に感じるのですが、英語も日本語と同じような聴きたくなる語り方でした。
これからも成田さんの気になる話題をどんどん発信していきたいです。
読んでいただきありがとうございます。