もう何回も見た、っていう人も、これから始めてみる人にも楽しめるよう、
豆知識やトリビアを集めてみました!
ぜひお楽しみください。
耳をすませばの中の気になるセリフ”ずっと前(せん)”
「不思議ね、あなたのことずーっと”せん”から知っていたような気がするの。」
月島雫が地球屋でバロンの人形を見ているときのセリフです。
ずーっと前(まえ)じゃなくて(せん)って聞こえます。
これは一体何?
・回答者1
「せん」という言い方で意味は前から、と同じです。
元々「前」の読みとして「せん」もあるのです。古文などで習ったことがあると思いますけれど、屋敷の前にある庭の植え込みのことを「前栽」と書き「せんざい」と読みます。
ちょっと前まではある程度の年齢の方などはごく普通に「せんから」という言い回しを使っていたのですけれど、もう通用しなくなってしまっているのですね。
「まえから」よりも軽やかでそこはかとなく品もあり素敵な言い方だと思うのですけれど。
・回答者2
関西、大阪では日常的に「せんから」(先からと当て字します。)使います。「せん」の意味は「以前」という意味です。例の「せんから」は「以前から」というそのままの意味です。
教えてgooより引用
ということで、古い言葉で「以前から」を表す同じ意味で「せんから」という言葉を使うようですね。
そして中にはこんな意見も!
「不思議ね、あなたのことずーっと以前(いぜん)から知っていたような気がするの。」
だと思ってました。\(^^;).
教えてgooより引用
耳をすませばだけ「の」がつかないのはなんで?
ジブリ作品といえば「の」
ジブリといえば、作品名に「の」がつくのがあまりにも有名ですよね?
有名な作品には全て「〜 の 〜」となっていることがあまりにも有名です。
「もののけ姫」には2個もついちゃってますね!
その他有名作品
「風の谷のナウシカ」
「天空の城ラピュタ」
「となりのトトロ」
「魔女の宅急便」
「紅の豚」
「千と千尋の神隠し」
完全についてますよね。
なぜ「耳をすませば」には「の」がないのでしょう?
理由1 監督が「宮崎駿」じゃないから?
耳をすませばはジブリ作品ではありますが、
監督が 近藤喜文 さんとなっており
宮崎 駿さんは「製作プロデューサー・
脚本・絵コンテ」担当となっているから、という説が一つです。
『耳をすませば』は、近藤喜文の才能を発揮させるために、宮崎駿が企画したもの、ということのようです。
ちなみに
「おもひでぽろぽろ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」
「ゲド戦記」
も監督が宮崎 駿さんではなく、「の」がありませんね。
ただし、「風立ちぬ」は原作・脚本・監督全て宮崎 駿さんですが
「の」はありませんね…w
理由2 原作が”集英社りぼん”で連載されていた、柊あおいさんの作品だから
そうですね。そもそも、「耳をすませば」に関しては原作があってそれをジブリがアニメーション映画化したものなので、ジブリがつけた名前じゃないですもんね。
「ルパン三世 カリオストロの城」もモンキーパンチさん原作のものを宮崎 駿さんが映画化したものですもんね。そういったことも行っているわけです。
ここで豆知識:ちなみに「ルパン三世 カリオストロの城」は宮崎駿監督作品、であって、厳密には微妙にスタジオジブリとは(制作スタッフなどが)違うらしい。
耳をすませばのその他のトリビア・豆知識
原作は不人気だった?
原作はあまりに不人気(作風が『りぼん』読者と合わなかった説も)で4回目にして打ち切られていたそうです。
柊あおいさんは映画化の話にとても驚いたとか。
なぜ映画化になった?
1989年の夏。宮崎駿さんは、毎年夏になると信州の山小屋を訪れ、新企画のための合宿をするのが恒例だったようです。
山小屋には宮崎の姪が読んでいた少女マンガ雑誌が多数残されており、それらを読む習慣があったとのこと。
宮崎駿さんは大の少女マンガ好きで知られており、色々な作品を読み漁って”ネタ探し”をしていたとのことです。
合宿中、偶然『りぼん』で原作の連載第2回目を読み、良い作品だな、と気に入り、ジブリ映画『耳をすませば』が生まれるきっかけになったそうです。
知ってるとより楽しめるトリビア
以下のツイートの情報を知っておくと、放送もより一層楽しめること間違いなし!
チェックしておきましょう!
聖司さんがイタリアに行く前の日の夜、雫さんが電車から見た景色に「耳をすませば」とも読める看板がある?
聖司さんがイタリアに行く前の日の夜、雫さんが電車から見た景色に「耳をすませば」とも読める看板があります。放送でチェックしてみてください!#kinro #耳をすませば pic.twitter.com/KaqsxtKo58
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 27, 2017
雫が、学校の図書室で本を探しているシーンの本棚には「TOTORO」がある。
結構分厚い本とのこと。探せるかな?
『耳をすませば』の世界には、「コアラのマーチ」ならぬ「ラッコのマーチ」がある。
コアラのマーチと違ってチョコは入っておらず、ビスケットかポテトチップのようなお菓子のようです。
見つけてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
『耳をすませば』もう何回も見た、っていう人も、これからはじめて見る人にも
より楽しめるような情報になると幸いです。
それではジブリの世界へ行ってらっしゃい〜。