今回は、『おおかみこどもの雨と雪』や、アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた『未来のミライ』などの細田守が監督を務めたアニメ『竜とそばかすの姫』
内気な主人公がインターネット上の仮想世界「U」を通して変わっていく姿を描いた物語。
そして、
この物語で主人公・鈴が扮するベルが歌うシーンが圧巻で話題となっております。
このベル役で歌っている人を調べていきたいと思います。
『竜とそばかすの姫』の歌は誰?
スタジオ地図が10周年を迎えた記念作品『竜とそばかすの姫』。
2021年7月16日に公開され、細田守監督作品最大のヒット作となっています。
スタジオ地図は、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』のプロデュースを手がけた齋藤優一郎さんがマッドハウスを退社し、2011年に同作品を監督した細田守ともに新たに設立したスタジオが「スタジオ地図」です。
この作品は美しいアニメーション映像が魅力です。まだ『竜とそばかすの姫』を見たことない方でも、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』を思い出してもらえればよくわかる思います。
そんな中でも主人公・すず/ベル(以下、ベルと記載)が仮想世界で歌うシーンは圧巻で聴き入ってしまいます。
このベル役で圧巻の歌声を披露しているのが、ミュージシャンの中村佳穂さん。
中村佳穂さんは、主人公・すずの声も担当。
私も、この『竜とそばかすの姫』で初めて中村佳穂さんを知りました。まだ、知らない方のために、中村佳穂さんのことをご紹介!
『竜とそばかすの姫』ベル役・中村佳穂の経歴は?
それでは、『竜とそばかすの姫』の主人公である中村佳穂さんのプロフィールをご紹介!
★中村佳穂(なかむら かほ)
1992年5月26日生まれ 30歳
京都府 出身
学歴:京都精華大学人文学部
レーベル:AINOU
主な経歴:
20歳:本格的に音楽活動をスタート。
2014年:アルバム「口うつりロマンス」をリリース
2016年:中村佳穂BANDとして「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演、7月に「リピー塔がたつ」をリリース
2018年:アルバム「AINOU」をリリース
2019年:「きっとね!」のMVを公開し関ジャムSHOWで話題に、「FUJI ROCK FESTIVAL2019」に出演、LIQUIDROOMでワンマンライブ
中村佳穂さんは、ご両親の影響もあり、2歳の頃にピアノや音楽と触れ合うようになったそうです。
その後、色々と習い事をしたようですが、その中でも音楽と絵を描くことが好きだったそう。
その後、
高校卒業後に、美術大学を目指していたようですが、高校の卒業制作の絵を描いているときに、「本当にやりたいのは、音楽だ!」と気づき、京都精華大学に進学、20歳の頃に本格的に音楽活動をスタートさせた。
その後、関西を中心にライブ活動を行いながら、徐々に注目を集めていきます。
米津源師さんも中村佳穂さんの楽曲を絶賛!!
さいこー。
中村佳穂 "きっとね!" (Official Music Video) https://t.co/HzESeSwL0N
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) January 9, 2019
『竜とそばかすの姫』中村佳穂が選ばれた理由とは?
細田守監督は、スタッフから中村佳穂さんを勧められ、存在を知ることになりました。
新作のシナリオをほぼ固めていたところに中村佳穂さんの曲を聴いてみた細田守監督は、
「確かにやばい。」
「何か作品のヒントになるかも」
となり、細田守監督は、中村佳穂さんのライブに参加、打ち上げにも参加し交流を深めていったそうです。
そのライブから1年半後、細田守監督は中村佳穂さんを「すず/ベル」役のオーディションに誘います。
そして中村佳穂さんが見事合格し、ベル役を勝ち取ったそうです。
中村佳穂さん以上に、「すず/ベル」役にフィットする人は見つからなかったのでしょう。
『竜とそばかすの姫』劇中歌まとめ
映画『竜とそばかすの姫』で、中村佳穂さんが歌う劇中歌3曲をご紹介!
『歌よ』
『心のそばに』
『はなればなれの君へ』
『U』
ロックバンド・King Gnuでも活躍する常田大希さん率いる気鋭の音楽集団「millennium parade」が、本作のために書き下ろしたメインテーマ「U」
まとめ
『竜とそばかすの姫のベル役・歌は中村佳穂!先行理由、経歴や劇中歌まとめ!』と言うことでお伝えしてきました。
アニメと音楽、切っても切れない縁ですよね。場合によっては、音楽から内容を膨らませることもあるようですね!
大ヒットした『アナと雪の女王』でも映画の内容はもちろんのこと、『歌』が注目を集めましたよね!
今回のすず/ベル役の中村佳穂さんも注目を集めそうです、今後の活動に期待しましょう!