七夕の短冊、願いが叶わないのには理由があった。なぜなのか?書き方の極意を伝授

もうすぐ七夕ですね。

毎年短冊に願いを書くのに、願いが叶わないと思われている方はいませんか?
七夕の短冊には、神様に見つけていただきやすい願い事があります。

それはどんな願いなのか。今回はそれをお伝えします。

ます、最初に七夕伝説とは何かについてお話しします。

 



織姫と彦星はなぜ1年に1度しか会えなくなったのか?

「織り姫様と彦星は年に1度しか会えない」と悲恋のように語られています。ふたりは年に1度しか会えないのに、お天気にならないと会えないので「七夕の夜は雲が出たり、雨が降ったりしないように祈りましょう。」などと言われていたりもします。

そもそも、雲は地球の周りにあるので、上空はいつも晴れているのではないか?という疑問はありますが、ここではその件は置いておきます。

ふたりはもともと超働き者

織り姫様は機織り(はたおり)が得意で、姫の織った布は素晴らしいものでした。そしてくる日もくる日も働いてばかりいました。彦星は牛飼いの青年で、牛のめんどうをよくみる働き者でした。

ふたりの結婚後について

織り姫様の父親(天の神様)は、働いてばかりの織り姫様を心配して彦星と引き合わせて、ふたりは結婚することになりました。

 

織り姫のお父様の願い

働かなくなったふたり

ところが結婚後のふたりは、天の川のほとりでおしゃべりばかりをして(遊んでばかりとも言われています。)全く仕事をしませんでした。

機織り機にはホコリが積り、天界には布が届かなくなり、牛たちはやせ衰えてどんどん倒れてしまいました。

見かねた天の神

この事態を見かねた織り姫の父(天の神)は、ふたりを引き離して、1年に1度、7月7日の夜だけ、天の川を渡って、会うことを許しました。

七夕伝説とは

このように七夕伝説とは、技芸を磨いて一生懸命働くことの大切さを説いたものなのです。なまけるという行為はご法度なのですね。

 

七夕の短冊に願いを書くには

働かなくなって怠けているふたりをいましめた父(天の神)なので、七夕の短冊に書く願いは、「努力」や「磨く」などに関係することを書くのが良いとされています。

自分が一生懸命に努力していること(すること)で、できる可能性があることを書くのがポイントです。

NGな願い(具体例)

・宝くじがあたってほしい

・○○が欲しい

本人の努力が見られないので、神様には見つけてもらいにくいお願いになります。

おすすめの願いごと

・技術や芸事の向上や文字の上達など

・将来の夢

あくまで、それにむけて努力をしている(これからする)ことが前提になりますね。
筆者の知人は「小学生の頃「跳び箱がとべるようになりたい」と短冊に書いて、跳び箱を飛んでいる絵も一緒に書いたら、翌年には本当に飛べるようになった。「七夕のお願いは本当にかなう」と思った」と言っていました。

 

まとめ

七夕伝説からみる、七夕の短冊の書き方の極意はいかがだったでしょうか。

「努力」をして「上達」を願う七夕の短冊。願いごとに対する認識が変化した方もいらっしゃったのではないでしょうか。
また、本文では言及しませんでしたが、「努力」は本人だけにおよぶものかもしれません。コミュニケーションや対人関係など、他人が関わることに関しては、自分の努力ではコントロールできませんので、短冊のお願いに書いても神様にみつけていただくのは難しいかもしれませんね。

また、願いを書いた短冊は笹竹に飾ります。この笹竹は、天の神様がより付く依り代(よりしろ)と言われています。江戸時代は、天に近い方が神様に願いが届きやすいとされていました。そこで、屋根の上に櫓(やぐら)を立てて、その上に長い笹竹を立てました。人々の願いに対する想いは強いですね。
みなさまの願いがかなうことを心よりお祈りします。