「ユニコーンに乗って」のユニコーン企業ってなに?スタートアップ企業とはちがうの?

7月5日に始まった、女優の永野芽郁さん主演の連続ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系、火曜午後10時)。

永野芽郁さんが演じるのはスタートアップ企業のCEO。会社「ドリームポニー」はユニコーン企業を目指しています。

ユニコーン企業とはなにか、スタートアップ企業とはなにが違うのかについて調べてみました。

 



ユニコーン企業とはなに?

ユニコーン企業とは、企業としての評価額が10億ドル(約1350億円)以上未上場会社のことを指します。

ユニコーン(Unicorn)は、額に一本の角が生えた伝説の生き物であり、ユニコーン企業は、ベンチャーキャピタルを始めとする投資家から、ユニコーンのようにまれで、巨額の利益をもたらす可能性のある企業として注目されている。

現在は上場しているフェイスブックツイッターメルカリや米国のウーバー(Uber)も、かつてはユニコーン企業だったんです。

米国でユニコーン企業は600社を超えていますが、日本では6社しかありません。

ドラマの中で登場する「ドリームポニー」は、その6社しかないユニコーン企業を目指しているのです。

とても難関ですね。

スタートアップ企業とは?

スタートアップとは、急成長をする組織のことです。わずか数年間で数千億円の価値評価が付く会社や、数十年で世界を変革するような事業を行おうとしている会社などをさします。急成長をする組織であれば、組織の規模や設立年数などに関わらず、スタートアップに該当します。

「起業して間もない会社」ということではないのですね。

 

スタートアップの特徴として挙げられるのは6つあります。

  • イノベーション

技術革新とも呼ばれて、社会に大きな影響を与えて変革をもたらします。

  • 成長曲線

「Jカーブ」と呼ばれる成長曲線を描きます。
事業開始後の数年間は赤字であるものの、その後短期間で急成長を果たして、黒字転換によって累積損失を回収します。

  • ゴール

スタートアップの主な目的は短期間で「創業者をはじめとするスタータアップに出資していた人が、株式を売却して利益を獲得して投資資金を回収すること」にあります。

  • 組織

短期間で急成長をめざすために、短期間でビジネスモデルを見つけて、その成否を検証します。また、即戦力の人材を集めた組織作りが求められます。(教育や研修を受けないで、組織や事業の成功に向けて自走できる人材)

  • 関係者

ステークホルダー(利害関係者)には、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家などがいます。

  • 従業員のインセンティブ

従業員に対してストックオプションを供与することがあります。ストックオプションとは、​​事前に定められた価格で自社株を取得できる権利のことです。株価上昇のタイミングでストックオプションを行使し、取得した株式を時価で売却すれば、権利行使の価格と株価上昇分の価格の差を利益として獲得できます(キャピタルゲイン)。

 

脚本は大北はるかさん

今回は完全オリジナル作品です。

大北はるかさんの主な作品には

・「好きな人がいること」  フジテレビ

・「帝一の國~学生街の喫茶店」 フジテレビ

・「グッド・ドクター」   フジテレビ

・「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」 フジテレビがあります。

主にフジテレビの仕事をなさっている大北はるかさんですが、2020年からは3本テレビ朝日で書いています。今回は久しぶりのTBSですね。大人気ドラマが多いですから、今回も楽しみですね。

 

まとめ

夏ドラマ「ユニコーンに乗って」は、少し変わったタイトルのドラマでしたので、ユニコーン企業とスタートアップ企業についてまとめてみました。

ユニコーン企業を目指す若き女性CEOが、ユニコーンに乗ってどこまで行くのか。
広末涼子さん演じる先輩CEOが厳しい言葉を発していたり、元銀行支店長の西島さんがとびっきりの笑顔で若者と交流していたりと、虚実混交の設定の中で、現実を浮かび上がらせている脚本。これからが楽しみです。

続編が作られ、映画にもなった大北さんのドラマ「ラジエーションハウス」では放射線技師という職業の知名度が一気にあがりました。今回のドラマをきっかけに「ユニコーン」を目指す人が増えるかもしれませんね。現時点で日米差が大きいですから、ドラマの展開とともに夢を持つ人が増えるといいですね。