孤独担当大臣とは?仕事内容は何?英国と日本の違いも気になる!

28日に行われた参院予算委員会で、「孤独問題」を担当する閣僚とは誰かを問われた菅義偉首相は、厚生労働大臣と答えました。

孤独問題というのは、新型コロナウイルス禍で増える自殺や不登校など、自らが望まない問題のことを差します。

今回菅総理が任命した厚生労働大臣は、田村憲久厚生労働相で、ご本人も「自分?」という表情を見せれられていました。

では、孤独担当大臣の実態(仕事内容)とはどういうものなのでしょうか?

すでに孤独担当大臣がいる英国政府と日本政府の違いも気になります。

この記事では、『孤独担当大臣とは?仕事内容は何?英国と日本の違いも気になる!』ということで情報をまとめてみました。

それでは早速本題に移りたいと思います。



孤独担当大臣とは?

孤独担当大臣というのは、社会的孤独者問題に対処するために任命された「国務大臣」のことです。

実際は、政務次官の所管業務のうち、「孤独問題」を管理・担当する者をいいます。

今回は、菅総理が厚生労働大臣と答えたため、田村憲久厚生労働相ということになります。

孤独担当大臣の仕事内容は?

孤独担当大臣の仕事内容はどんなものなのでしょうか。

以前、英国に孤独問題担当国務大臣(英: Minister for Loneliness)が誕生した際、『日経doors』に、このような記事が掲載されていました。

日本にはまだ存在しないこの「孤独担当大臣」のお仕事は……「社会的な孤独」に対応することです。

ジョー・コックス委員会の報告では、イギリスでは孤独を感じる900万人のうち3分の2が「生きづらさ」を訴えているとしています。さまざまな資料をもとに家族と話をしない高齢者は65万人いるとされ、身体障害者の4人に1人も孤独を感じるというデータもありました。

さらに、こうして何か事情を抱えた人たちだけでなく、子どもを持つ親の4分の1が常に、あるいは時々孤独を感じ、17~25歳の子どもの54%が「孤独」で子どもの相談窓口に電話をしてくる……といった報告も見られます。つまり、日常的に誰もが孤独を感じがちというわけなんです。

出典:日経doors


社会的な孤独というのは、客観的に見て、その社会の中で居場所、社会的な安定性を持たない社会的存在のことです。

いくつか例を挙げてみます。

若者
高齢者
独居生活者
学生
婚外子
失業者
リストラ退職者
被差別集団に属する人たち

これらの属性を持つ人は、居場所、社会的な安定性を持てず、社会的孤独を感じやすいとされています。

ただし、上記属性だからといって社会的孤独となるわけではありません。

独居生活を送っていても、家族や友人・知人との交流があれば別です。

逆に、家族がいても他人との交流がなければ、社会的孤立に陥ることもあるということになります。

これらの問題に対応していくのが、孤独担当大臣ということになります。

なぜ孤独担当大臣が必要なのか?理由は?

なかには、孤独担当大臣が必要な理由がわからないという方もいらっしゃるかもしれません。

孤独に無縁の方であっても、孤独問題に取り組む意味が不明という方ですね。

実は、イギリスのジョー・コックス委員会の調査で以下のことがわかっています。

孤独を感じることで生まれるネガティブな影響は、イギリスの経済的な損失として320億ポンド(約4.8兆円)に上る。

まだ日本でのデータはないようですが、高齢者大国である英国と日本は似ている国ともいえます。

孤独問題が与える経済的な損失対策のため、孤独担当大臣を設置したという見解もとれるでしょう。

孤独担当大臣・英国と日本の違いは?

孤独担当大臣は、すでに英国にもあることを先に述べました。

では、今回新たに設置された日本と英国の違いはあるのでしょうか。

現時点では、日本の孤独担当大臣の仕事内容について、具体的に明記されているわけではありません。

しかし、『孤独』という扱う問題は同じなので、政策についても似たり寄ったりするのではないかと思われます。

孤独担当大臣に日本の反応は?

まとめ

この記事では、『孤独担当大臣とは?仕事内容は何?英国と日本の違いも気になる!』ということで情報をまとめてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました!!