2021年2月28日、みずほ銀行のATMで「通帳が戻ってこない」などの障害が複数件確認されています。
みずほ銀行ATMで障害が起きたのは、どこのエリア(都道府県)だったのか気になられる方もいらっしゃると思います。
また今回、障害の内容が「通帳が引き出せない」だけだったのか、他にどのような障害が報告されているのか。
そして、障害発生から時間が経過し、障害の原因はなんだったのかも気になるところです。
全国的に広いエリアでATMの障害があったともされており、今回の障害に対するベンダーはどこだったのでしょうか。
この記事では、『みずほ銀行ATM障害ベンダー(業者)特定?通帳カード返却は?原因も』ということで情報をまとめてみました。
それでは早速本題に移りたいと思います。
みずほ銀行ATMベンダー(業者)はどこ?
みずほ銀行がATM(システム)を委託しているベンダーはどこなのか気になりました。
調べてみると、みずほシステム『MINORI』の開発ベンダーには、約1000社が参加していることでも有名です。
そのなかでも富士通、日立製作所、日本IBM、NTTデータの4ベンダーが主要となっているみたいです。
※『MINORI』の業務アプリケーションの大半を開発しています。
みずほ銀行のATMは、行内でも特に重要な中核システムになりますから、上記4つのベンダーのどこかが障害対応に当たっている可能性が高いでしょう。
調べてみたところ、富士通本店のビルに18時を過ぎても明かりがあったことで、ベンダーは富士通では?という声がネット上で相次いでいるようです。
明日みずほと富士通暴落かな?
— しょう@高配当日本株 (@shoinvestor1024) February 28, 2021
みずほATM死んでたんや…
富士通さん…— にっぴかさん (@p0k4r1_) February 28, 2021
みずほ銀行は、今回の障害についてどこのベンダーが対応したかは明らかにされていません。
しかし、1日も経過せずに障害復旧していることから、豊富な経験と知識を持つ大手ベンダーであることは間違いなさそうです。
みずほ銀行ATM障害の原因は?
28日に発生したみずほ銀行のATM障害ですが、原因特定はされたのでしょうか?
みずほ銀行の公式HPでは、現在の状況について以下のように述べています。
【続報】2月28日 日曜日午前より発生したシステム不具合は、原因が定期預金取引のデータ移行作業にて障害が発生したものと判明し、現在当該システムは復旧しております。
ATM・通帳繰越機は、機器の再起動を実施した店舗より順次復旧しております(ご利用にあたってはサービス提供時間をご確認ください)。
みずほダイレクトにおいてサービスを停止しておりました定期預金、グローバル口座サービスも順次復旧の予定です。
ATMにキャッシュカード、通帳等が取り込まれたお客さまにつきましては、後日弊行よりご連絡、ご返却を致します。
(2021年2月28日 21時00分現在)出典:みずほ銀行
今回、みずほ銀行のATM障害の原因については、『定期預金取引のデータ移行作業にて障害が発生したものと判明』と記載があります。
定期預金の取引で障害が発生したことで、他のシステムまで不具合に至ったようです。
キャッシュカードや通帳の返却はいつ?
今回のみずほ銀行のATM障害で、通帳やキャッシュカードが戻ってこないという報告がされています。
みずほ銀行のシステム障害、処理中に機械が異常停止して、通帳とカードが取り込まれたままなの、月末処理+土日判定+うるう年有無+αが重なってる2月末の日曜日って感じがするよねぇ
— あかつき@ (@E_Saniwa_328) February 28, 2021
みずほ銀行は、通帳及びキャッシュカードの返却について、
『後日弊行よりご連絡、ご返却を致します。』
としていますので、該当の利用者には連絡がいくようになっているとのことです。
みずほ銀行ATM障害は復旧した?
上記でも述べました通り、現在、みずほ銀行のATM障害は復旧しています。
※機器の再起動を実施した店舗より順次復旧している。
また、みずほダイレクトにおいてサービスを停止していた以下のサービスも順次復旧の見込みのようです。
・定期預金
・グローバル口座サービス
みずほ銀行の一部のATMが正常に稼働せず、預金の引き出しなどができない状態が続いています。28日午後7時の時点で復旧のめどは立っていません。
みずほ銀行によりますと、現在、一部のATMが正常に稼働しておらず、利用者のなかにはキャッシュカードや通帳がATMから取り出せなくなった人もいるということです。
また、インターネットバンキングでも、一部の取り引きができなくなっているということです。詳しい原因は分かっていません。
みずほ銀行は、原因の特定や影響の範囲などの確認を進めるとともに復旧作業を急いでいます。
また、キャッシュカードや通帳が取り込まれた場合、後日、銀行側から連絡して返却するとしています。
出典:ANNnewsCH
世間の反応は?
みずほ銀行のシステム障害は2年半ぶりですね
多分二ヶ月後には金融庁へレポートが提出されるでしょうし、その前に会見も開かれるから、そこで詳しい原因もわかるかな🤔私のメインバンクはUFJなので、こういったシステム障害は余所事
東海銀行に私の口座を作ってくれた先見性のある自分の親に感謝😀
— ITエンジニアの備忘録的技術ブログ【仮】のなかの人 (@DepthbombM) February 28, 2021
みずほ銀行ATM障害、データ移行作業の影響が原因とのことだけど影響調査漏れなのか作業ミスなのか気になるな。影響調査漏れなら本来最初からATM止めてやらなきゃいけなかった作業かもしれないね🤔 もしや現場は止めなきゃいけないと判断していたけどエンドユーザを気にしたお上が…いやなんでもない
— SEまこと@あつ森 (@makoto_hanekko) February 28, 2021
みずほ銀行は28日、全国で稼働していた5395台の現金自動受払機(ATM)のうち、2956台で出金などができなくなる障害が発生したと明らかにした。定期預金のデータ更新作業中に不具合が生じたことが原因で、3月1日朝の完全復旧を目指す。😭😭
— コアラ@ツイッター界のミヤネ屋 (@jobchange9) February 28, 2021
みずほ銀行の障害の原因、予想が外れちゃったけど、プログラム的な問題じゃなくて人為的な問題って事だから別の意味で余計にヤバい。https://t.co/OBCqQFNq79 pic.twitter.com/LImeX6HY5K
— かっちゃん🌕 (@ka_to_ka_zu) February 28, 2021
まとめ
この記事では、『みずほ銀行ATM障害ベンダー(業者)特定?通帳カード返却は?原因も』ということで情報をまとめてみました。
みずほ銀行ATM障害ですが、全国的な障害であったことがわかりました。
現在は、復旧に向けて各ITベンダー(業者)がデバッグしているのではないでしょうか。
今回の障害の原因については、今のところみずほ銀行が会見を開いていないので、具体的な原因についてはわかっていません。
会見が開かれ次第、動画を掲載予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました!!