マイク・タイソンの15年ぶりの復帰戦がいよいよ迫ってきました。
昨年の7月にリング復帰戦を発表し世界を驚かせたマイク・タイソンですが、ロイ・ジョーンズJr.との対戦に向けて順調にトレーニングを積んできたようです。
マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.との復帰戦日時や放送日程はいつか?調べてみました。
マイク・タイソン復帰戦の日時・会場・放送日程
マイク・タイソンの復帰戦・開催日
ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソンと元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズJr.の対戦は11月28日(日本時間11月29日)に行われます。
当初、マイク・タイソン(54)とロイ・ジョーンズJr.(51)のエキシビションマッチは9月12日(日本時間9月13日)に予定されていましたが11月に延期されました。
マイク・タイソンはTMZスポーツへの声明で以下のように述べています。
11月28日に変更されたことで、より多くの人にボクシング史上最大のカムバックを見る機会を与えられる。
この一時的な不便は、ロイ・ジョーンズJr.氏がさらに調子を上げる期間となる。全力でいくよ。
ロイ・ジョーンズJr.も「用意はできているし、その状態を保っていく。11月28日は激戦になるだろう」と話しています。
マイク・タイソン復帰戦の放送局・中継時間
マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.との対戦は日本ではWOWOWの独占生中継となります。
放送日程は日本時間で11月29日(日)の午後0:00(お昼の12:00)からで、WOWOWプライムで放送されます。
また再放送は日本時間11月30日(月)の21:00からWOWOWライブで行われます。
【番組名】
エキサイトマッチ~世界プロボクシング生中継!
エキサイトマッチSP
「マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズ」
ヘビー級スペシャルマッチ#35
\✨当日ゲスト決定✨/
11/29(日)午後0:00より放送予定の『生中継!エキサイトマッチSP 「マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズ」』当日ゲストに、#上田晋也(#くりぃむしちゅー)の出演が決定いたしました‼️
レジェンド同士のドリームマッチをお見逃しなく🥊
⇒https://t.co/NGQm1Pie3V#WOWOW pic.twitter.com/jWzwmIDIYP— WOWOW総合 (@WOWOW_SOGO) October 26, 2020
マイク・タイソン復帰戦の試合会場
マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.の試合は、ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われます。
ステイプルズ・センター(Staples Center)
ロサンゼルス・ダウンタウンにある屋内競技場で1999年に完成。
事務用品会社のステイプルズが命名権を取得しています。
ステイプルズ・センター (Staples Center) LAL、LACがホームとするロサンゼルスのアリーナ。ちなみに、BUTAYAさんもこちらの会場でNBAを観戦しました。 pic.twitter.com/4lFJAjNdM1
— NBA TALK CHANNEL (@NBA_Channel1) January 4, 2017
ステイプルズ・センターは以下のチームの本拠地となっています。
WNBAのロサンゼルス・スパークスの本拠地
NHLのロサンゼルス・キングスの本拠地。
またセンターの外には以下の選手の銅像が建てられています。
ジェリー・ウエスト
カリーム・アブドゥル・ジャバー
マジック・ジョンソン
シャキール・オニール
ウェイン・グレツキー
オスカー・デ・ラ・ホーヤ
マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.復帰戦のファイトマネー
マイク・タイソンとロイ・ジョーンズ・ジュニアが今回のエキシビションマッチで得るファイトマネーについて調べてみました。
今回の対戦試合は米ソーシャルメディアプラットフォームのトリラー(Triller)がプロモートし、有料放送されることになっています。
一部の米メディアで、独占放映権料に同社が5,000万ドル(約53億円)を支払ったと報じられています。
そしてファイトマネーが各1,000万ドル(約10億5,000万円)と言われています。
*トリラー(Triller):TikTokのような短編動画アプリを制作している企業
マイク・タイソンの経歴
(Michael Gerard Tyson)
誕生日:1966年6月30日(54歳)
出身地:ニューヨーク州ニューヨーク市
ブルックリン区ベッドフォード・スタイベサント地区
リーチ:180cm
階級:ヘビー級
総試合数:58
戦績:50勝6敗
(KO勝ち:44)
無効試合:2
1985年3月にプロデビュー
翌年の1986年11月に史上最年少(20歳5ヶ月)でWBC世界ヘビー級チャンピオンになる。
その後、WBA、IBFのヘビー級タイトルを獲得した。
ヘビー級としては小柄(身長178cm)な体格でありながら、抜群のスピードに破壊的なパンチ力でKO勝ちの試合を積み上げていった。
その姿は多くのファンを魅了した。
2005年6月11日ケビン・マクブライドと対戦。6ラウンド終了後棄権しTKO負けとなる。
正式な引退発表はしなかったがこれが最後の試合となった。
ロイ・ジョーンズ・ジュニアの経歴
(Roy Levesta Jones Jr.)
誕生日:1969年1月16日(51歳)
(2015年ロシアの市民権取得)
出身地:フロリダ州ペンサコーラ
リーチ:188cm
ヘビー級
ライトヘビー級
スーパーミドル級
ミドル級
総試合数:75
戦績:66勝9敗
(KO勝ち:47)
ロイ・ジョーンズJr.の圧倒的に優勢な内容にかかわらず銀メダルとなり韓国ジャッジによる「史上稀にみる醜い地元判定」と言われている。
1989年5月にプロデビュー。
1992年12月WBCアメリカ大陸スーパーミドル級王座獲得。
1993年5月IBF世界ミドル級王座獲得。
1994年11月IBF世界スーパーミドル級王座獲得し2階級制覇。
1996年11月WBC世界ライトヘビー級王座を獲得し3階級制覇を達成。
2003年3月WBA世界ヘビー級王座を獲得。
ボブ・フィッシモンズ(イギリス)の1897年以来106年ぶりとなるミドル級出身者によるヘビー級世界王座獲得。
これにより4階級制覇を達成した。
2018年2月の50歳目前まで現役を続けボクシング史上のレジェンドと呼ばれている。
マイク・タイソンの復帰戦に向けたトレーニング
54歳となるマイク・タイソンは15年ぶりにリングに上がります。
今年の5月には、SNSに「I’m back!」と宣言したトレーニング動画を公開しました。
その迫力あるミット打ちには世界中のボクシングファンが驚嘆していました。
マイク・タイソンのトレーニング風景
(ESPN RingsideのInstagramで公開)
54歳とは思えないシャープな動きですね。スピードやパンチ力も凄そうです。
パンチを受けているトレーナーも大変そうですね。
マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.戦の展望
タイソンが54歳なのに対し、相手のロイ・ジョーンズJr.は51歳です。
3歳の年齢差ですが、一番重要視する要因はタイソンが15年前(2005年)に引退したのに対し、ロイ・ジョーンズの引退は2018年です。
引退してからの年数だけでみると明らかにロイ・ジョーンズJr.の方が有利に思えます。
ただマイク・タイソンのパンチの破壊力はやはり相当なものがあります。
1発喰らっただけでも相当なダメージを受けるかと思いますのでマイク・タイソンの勝機は大いにあり得るかと思います。
一方、ロイ・ジョーンズJr.がリング内で上手く立ち回ることが出来れば勝てるかもしれません。
マイク・タイソンが1.6倍
ロイ・ジョーンズJr.が2.3倍
となっておりマイク・タイソン有利と見ているようです。
マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.戦のルール
今回の試合のルールは変則的なものとなっています。
1ラウンドは3分ではなく2分
計8ラウンドで実施
グラブは通常より大きい12オンス
ヘッドギアなし
複数の海外メディアによると「WBCが指名した元王者3人によるリモート採点」で決着をつける予定という。
マイク・タイソン復帰戦の放送日程や概要についてのまとめ
午後0:00(日本時間)
WOWOWプライムで生中継
午後0:00(お昼の12:00)
WOWOWライブ(21:00)
(アメリカ合衆国ロサンゼルス)
今回はマイク・タイソンの復帰戦となるマイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.について調べてみました。
最後までお読み下さり有難うございました。