「アンコール」/YOASOBIの小説の内容・あらすじや結末は?ネタバレと考察も!

YOASOBI(ヨアソビ)の新曲「アンコール」が公開されましたね!

youtubeでは海外の方からのコメントもかなり多く、一気に世界レベルの歌手になっていますね….!

 

YOASOBI(ヨアソビ)と言えば、「小説を音楽にするユニット」ですが、今回の新曲「アンコール」も原作となる小説があります。

 

「アンコール」/YOASOBIの小説の内容・あらすじや結末はどうなるのか、また小説の考察をまとめてみました!

ネタバレを含む内容になりますので、ご注意ください。



「アンコール」/YOASOBIの原作小説は?

「アンコール」/YOASOBIの原作小説は『世界の終わりと、さよならのうた』という水上下波さんの作品です。

 

「アンコール」/YOASOBIの小説の内容・あらすじは?

「アンコール」/YOASOBIの原作小説は『世界の終わりと、さよならのうた』の内容・あらすじを紹介します。

まず、この小説では前提となる「設定」があります。

『アンコール』の原作小説は『世界の終わりと、さよならのうた』の設定

世界で『終末宣言』が出され1年が経った時代が舞台

  • 当初は『終末宣言』を誰も信じなかったが、政府ややメディアが撤回することはなく今では本当に世界は終わると世界中の人が信じている
  • 何ヶ月か前までは、日本でもテロや暴動が頻発していた
  • 主人公たちがいる街にはほとんど人が残っておらず、ある程度平和

アンコール』の原作小説は『世界の終わりと、さよならのうた』のあらすじ・内容

あらすじ

  • 薄い暗闇の中一人の少女が目を覚ますと楽器が無数に置かれた倉庫にいた
  • 倉庫を歩いて行くとそこには一人の男性がいる
  • どうやら倒れていた女性を倉庫まで運んできたのは男性だった
  • 男性と女性は人がいない崩壊に満ちた世界の中で偶然出会い二人の物語は始まる

内容

世界の終末宣言から1年後、暴漢や異常現象で荒れ果て夜は訪れない砂漠の世界そして明日には世界が消滅する事になっています。

物語は倒れていた女性を一人の男性が助けた事が始まりです。

女性は硬い床の上で目を覚ますとそこは暗い廃工場の中でした。工場を歩いていると暗闇の向こうから男性に声をかけられ男性はここが「楽器の墓場」だと言います。その男性は人のいない世界で街の楽器を集めていました。

男性は普段なら無視する所だけれどしばらく人に合っていなかった為、あるいは最期に良い事をしたかった事から女性を助けたのだろうかと胸の内で語ります。

女性は男性に助けてもらったお礼を言い、ここで何をしているの?と聞きますが男性は話をするつもりは無いらしく食料の場所だけ教えて車を走らせどこかへ行ってしまうのです。

そんな二人が短い時間の中で再び触れ合い世界の最期を共にする物語です

ネタバレ

女性について

  • 奏、音大生
  • 世界の崩壊が始まるまでは音大生で幼少期からピアニストを目指していたが結果を出せず両親に申し訳ない気持ちからピアノに対して引け目を感じている
  • 修也に対しては初対面ながらも助けてもらった事で信頼を寄せている

男性について

  • 修也、ギターリスト
  • 街の楽器を倉庫に集めている
  • 世界の崩壊が始まるまでは友人と二人でミュージシャン活動をしていた
  • 世界の終末宣言後、友人の「こんな世の中だからこそ」という言葉によって旅をして友人と共に音楽を届ける事にしたが、ある日デモ活動の暴漢に襲われ逃げる
  • 逃げた後友人を探すが見当たらずそれ以降音楽活動を辞める

物語の直接的な登場人物は奏と修也のみ。

奏を置いて出かけた修也はいつも通りに楽器回収をしていましたが収穫は得られず倉庫に戻るとピアノを弾いている奏がいました。狂っていたピアノの調律が治っていたので修也は奏が直した事に気づきます。

修也は奏に今更ピアノを弾いてどうするんだ?と問いかけますが奏は自分が引きたいだけだと答えました。奏は自身の今までの人生について話し、修也に対してギターを演奏するように誘います。

そして奏と修也の音が重なった瞬間、修也は記憶がフラッシュバックし涙を流しながら過去の友人との出来事を話します。

修也の友人は世界に音楽を届けようとした結果死んでしまった事、だから音楽に世界を変える力は無く友人と描いた夢は叶わない夢だったと奏に言います。

奏はそんな大きな力は無くても音楽は近くで聴いてくれる人の背中を押す小さな力はある、そして届かないとしても届くことを祈って曲を奏でる事が大切だと修也に答えました。

その言葉を聞いた修也は心が軽くなり久々に明日があったら良いと思います。そしてもし彼女を旅に誘ったなら彼女は何て言うのだろう?と自分に語り掛け物語は幕を閉じます。

考察

気になった点としては、もしこの後に世界が続いていたら?という所です。

  • 続いた世界で二人はどのような関係で付き合っていくのか?
  • もしかしたら二人の音楽が世界に届き奇跡となって世界が再構築されるのではないか?

など考えてしまいます。そしてこの物語は過去の悲しい出来事を人を通じる事によって乗り越え明日を前向きに生きる事を見る側に訴えている気がしました。

この物語の素晴らしい所は主人公が二人いる事です。というのも、物語は二章事に進んでいて修也と奏の視点で一章ずつ割り当てられています。

そのため二人の心理接写が巧妙に描かれていて読む側の感情を揺さぶり、悲しみと崩壊に満ちた世界の中で諦めつつも偶然の出会いによって「生きる」事に対しての心情の変化、そして暗闇の中で小さく光る輝きを見つけるような感覚を私は感じました。

まとめ

「アンコール」/YOASOBIの小説の内容・あらすじや結末はどうなるのか、また小説の考察をまとめてみました!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!