大激戦を繰り広げたアメリカ大統領選挙。
当選確実となった民主党ジョー・バイデン氏がいよいよ大統領となる日が確実となってきましたね。
アメリそして副大統領となるカマラ・ハリスさんとともに注目されている女性がジョーバイデン次期大統領の妻、ジル・バイデン夫人です。
大統領選でも度々夫のジョーバイデン氏とともに行動し、メディアにも登場していたジル・バイデン夫人。
今回は次期ファーストレディとなるジル・バイデン夫人について経歴や学歴などについて詳しくお伝えしたいと思います。
ジル・バイデン夫人と大統領の馴れ初めと経歴・学歴は?
5度にわたるジョー・バイデン氏からのプロポーズを受けて結婚し、ファーストレディに駆け上ろうとしているジル・バイデン夫人。
ファーストレディといえば各国の要人を迎え入れる際におもてなしをしたり、大統領のイメージをよくも悪くも変える役割まで担っているとも言われれいます。
そしてメラニアトランプ夫人とは大きく違うのは、ヨーロッパの高級ブランドの洋服やバッグに身を包むわけではなく、そして夫のトロフィー妻(お飾り的な妻)でもなく、自分の役割を理解し、夫を支えそして1人の女性としても活躍できるそんな女性のようです。
実際に、オバマ政権下では副大統領夫人として、セカンドレディとして8年間その務めを全うした女性です。
その間もコミュニティカレッジでの英語教師という仕事は続けていたようです。
そして、ファーストレディとなっても英語教師は続けていくと公言しています。
ジル夫人は現在69歳です。
1951年6月生まれ、ペンシルベニア州フィラデルフィア郊外で生まれ育ちました。
父は銀行マンで窓口係から後に社長にまで上り詰めたようです。
母親は専業主婦でした。
バイデン氏とジル夫人の出会いは、バイデン氏が30歳の頃です。
3年前、27歳で交通事故で妻と娘を亡くしたバイデン氏は男で一つで長男、次男を育てていた時でした。
そんな時、バイデン氏の弟の紹介で当時地元の広告モデルをしていたジル夫人と出会います。
バイデン氏は当時、連邦上院議員でした。
一目惚れだったといいます。
その当時、ジル夫人は若干23歳でしたがすでに結婚しており、離婚協議中の時でした。
出会いは”ブラインドデート”(お互いを知らずに初めて会ってデートすること)でした。
ジル夫人もバイデン氏を紳士だと思って気に入っていたようです。
そのあともバイデン氏の2人の子供を面倒みたりもしていました。
↑この写真は出会った時(1975年のジョーバイデン氏とジル夫人)かわいすぎます!
そして5回のプロポーズの末、1977年に結婚しました。
その後1981年に娘アシュリーさんが誕生。
ジルさんは結婚後に勉強を続け15年かけて2つの修士号と教育学の博士号をとります。
博士号を取得したのはジルが55歳の時です。
努力家で聡明な女性ですよね。
オバマ政権下もフルタイムの英語教師として勤務を続け、現在は「ノーザンバージニア・コミュティーカレッジ」に勤務しています。
現在のところホワイトハウス入りしたあとも仕事は続けると公言しているジル夫人ですが、ファーストレディがフルタイムで働くというのは物理的にどうなるのか少し心配ですね。
今回のアメリカ大統領選挙の間も、コロナ禍ということもあり、夫バイデン氏が感染しないように最新の注意を払っていたようです。
そして夫にかわり全米を精力的に駆け回っていたようです。
夫がつい報道陣と距離が近くなるシーンでは、「距離をとるように」促したりと、絶えず気を使う場面もみられていました。
くわしくジル・バイデン夫人の学歴・経歴をみていきましょう。
プロフィール
- 誕生日:1951年6月3日
- ニュージャージ州ハモントン生まれ
- 5人姉妹(4人妹がいる)
- ペンシルバニア州ウィローグローブで子供時代を過ごす
- 1969年アッパーモアランド高校を卒業
- 1970年ー1976年 ビル・スティーブンソンと結婚、離婚
- 1977年 ジョー・バイデン氏と結婚
- 子供:ボー・バイデン(義理)
- ハンター・バイデン(義理)
- アシュリー・バイデン
- 出身大学:デラウェア大学 文学士号
- ウエストチェスター大学
- ヴィラノヴァ大学
- 仕事:教育学者(高校で英語教師を23歳からしていて現在は短期大学にて教師をしている)
ジル夫人は昔ファッションモデルだった?
ジル夫人は24歳の時、生活費を稼ぐためアルバイトでモデルをしていました。
その広告写真をみて当時連邦上院議員だったらジョー・バイデン氏が恋に落ちたのでした。
そのモデル時代の写真がジル夫人のtwitterにありました。
とってもかわいいですよね!
As I prepare to speak at the Democratic National Convention this week, it’s hard not to think about where I come from.
I’ll always be that girl from Philly. pic.twitter.com/a72lFAO3T9
— Dr. Jill Biden (@DrBiden) August 17, 2020
そして、バイデン夫妻にはホワイトハウスに一緒に連れいていく家族がいます!
それは2匹のジャーマンシェパードです。
ジャーマンシェパードのChamp(チャンプ) とMajor(メジャー)です。
彼らは2018年にデラウェア動物愛護協会から引き取ったそうです。
歴代のアメリカ合衆国大統領は犬を愛していてホワイトハウスにもいつも犬がいました。
でもトランプ前大統領は愛犬家ではなくホワイトハウスには4年間犬がいませんでした。
これでホワイトハウスのお庭で犬が遊ぶ光景が見れるとほっとしているアメリカ人も多いそうです。
古き良き時代を反映するかのような暖かい夫婦像みたいなものをバイデン夫妻から感じるアメリカ人は多いのだと思います。
それはトランプ夫妻には前年ながらなかったようです。
これからファーストレディとしてのジル・バイデン夫人の活躍に期待したいですね。
アメリカ人に愛される素敵ななファーストレディになられると思います!