毎年大人気でたくさんの人が集まる、明治神宮の大晦日の「大祓(おおはらえ)」が、コロナ対策のため参列不可となりました。
大変な1年だったからこそ、お参りしたかったという人も多いと思いますが、東京は感染者が増えており医療崩壊が心配なので、ここはぐっと我慢ですね。
しかし、大晦日にお参りしてはいけないということではないようですし、初詣も条件を満たせば可能です。
今回は、
- 2020年末の明治神宮のお参りはいつまでOK?
- 2021年の初詣はいつからOK?
といった情報について、最新情報をまとめていきます!
ぜひ、年末年始の活動の参考にしてください。
明治神宮の大晦日の大祓(おおはらえ)は参列禁止に
12月16日に、明治神宮の最新情報が更新され、以下の内容が追加されました。
■12月31日 大祓について
12月31日14時より、大祓(おおはらえ)を第三鳥居前の祓舎で行います。
今年は新型コロナウイルス感染予防のため、参列はご遠慮いただきますのでご了承ください。
大祓は、人が知らず知らずのうちに犯した罪や穢(けがれ)を祓い、災厄を避ける儀式です。
清々しく新しい年が迎えられるよう、心をこめて執り行います。
(明治神宮HP)
まとめると、
- 大祓(おおはらえ)の儀式自体は行われる
- 一般の参列は不可
ということです。
また、
新型コロナ感染防止対策として、12月26日(土)~2月28日(日)まで
としたうえで、
ご祈願の受付は、午前9時から午後4時20分まで
となっているとのこと。
大祓については参列できませんが、それ以外であれば参拝は可能ということです。
大みそかから元旦の終夜参拝を取りやめることを決めた。例年、12月31日は、夜通しで参拝できるようにしてきたが、今年は通常の閉門時間の午後4時で門を閉める。
なお、「大晦日から元旦の終夜参拝を取りやめ」とありますが、
- 夜通し参拝できないだけで、大晦日の参拝自体は可能
- 通常どおり閉門時間の午後4時までの参拝
とのこと。
「大晦日の参拝自体ができない!」と勘違いしている人もいますが、そうではないので安心してくださいね。
明治神宮の2020年末の参拝はいつまでOK?
明治神宮への「参拝」自体については、上記のとおり、
- 午前9時から午後4時20分まで
- 大晦日14時からの「大祓」参列は不可だが、それ以外はOK
ということになります。
なので、12月31日午後4時20分まで、参拝だけであれば可能ということになりますね。
Yahooニュースにあるとおり閉門時間が午後4時なのか、明治神宮公式ページの祈祷受付時間午後4時20分なのかは定かではありませんが、
大晦日は午後4時ころには参拝を終了
との目安で考えておけばよいでしょう。
大晦日となると、ちょっと参拝するだけでも人混みに入らなくてはいけなくなると思います。
とはいえ、1年の締めとして「どうしても参拝したい!」という人はいるかと思いますので、その場合はしっかり感染対策をして行くようにお願いします!
明治神宮の2021年初詣はいつからOK?条件は?
初詣はいつからOKなのか?については
年末年始のご祈願は混雑が予想されます。新型コロナ感染防止対策として、12月26日(土)~2月28日(日)まで、以下の通りご案内いたします。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
・ご祈願の受付は、午前9時から午後4時20分まで承っております。
年始は受付時間を延長することがございます。
(明治神宮HP)
- 1月1日も午前9時から午後4時20分まで祈祷受付可能
- 年始は受付時間延長もあり得る
とのことでした。
ただし、注意点として
神楽殿内にお入りになる人数を制限させていただくことがあります。
なお、令和3年1月1日以降は、代表者様を含め5名までに制限します。
神楽殿内の“密”を避けるため、なるべく少人数でお越しください。
(明治神宮HP)
- 神楽殿内は人数制限の可能性あり
- 1月1日以降の初詣に関しては、代表者含め5名まで!
- なるべく少人数で!
などの注意点も発表しています。
家族全員で行きたい場合でも、代表者をふくめて5名までしか参列できませんので、そこは要注意です。
100家族で5人ずつ参列したら、500人になってしまいますが、3人ずつなら300人におさえられます。
人家族が1人・2人少なく参列するだけでも、数百人規模の縮小になりますので、ここはぜひとも協力したいところですね。
・神楽殿内に滞在する時間を短縮するため次第を変更し、巫女による神楽舞奉納は取りやめ、「金幣の儀」は「お鈴の儀」にし、神酒直会(みきなおらい)は行いません。
(明治神宮HP)
また、
- 巫女さんによる舞の奉納は取りやめ
- 神酒直会(みきなおらい)などは無し
とのことで、例年とは少し違った年末年始になるかもしれません。
しかし、明治神宮側はしっかりとご祈祷くださるので、心を込めてお参りして、厄をおとし1年の幸せをお祈りしましょう!
明治神宮広報さんから年末年始開門時間についての追加情報をいただきました!
明治神宮の方からご丁寧にご連絡をいただき、追加情報がありましたのでまとめてお伝えします。
===以下===
明治神宮では、東京都の年末年始の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を熟慮し、大晦日から元旦にかけての終夜開門を自粛し、大晦日は16:00に閉門することと致しました。なお、すでに境内ではさまざまな感染防止策を取っておりますが、初詣にあたって参拝路の規制をはじめ、さらなる対策を講じます。皆様には「分散参拝」のご協力をお願い致します。
【開閉門時間】
開門 閉門
31日 6:40 ~ 16:00
元日 6:00 ~ 18:30頃
2日・3日 6:40 ~ 18:00頃
4日 6:40 ~ 17:30頃
5日以降 6:40 ~ 16:20
※大晦日は閉門します。
※1月の開門時間は、6:40ですが、元日は6:00に開門します。ただし、縁起物やおふだ・お守り、おみくじが受けられるのは6:30からとなります。また、閉門時間は状況により変更する場合があります。
※例年、三が日の10:00以降の時間帯は混みあいます。分散参拝にご協力をお願いします。今後の感染状況等の最新情報に基づき、対策を変更することがあります。
===以上===
明治神宮さん広報公式【参拝の際の注意点】
また、最新の
- 参拝時のお願い
- コロナ対策
- ルール
についても、ご連絡いただきましたので共有します。
===以下==
【参拝のみなさまへのお願い】
次の事項に該当する方はご参拝をご遠慮ください
- 37.5度以上の発熱や咳、咽頭痛等の症状がある方
- 原則マスクの着用、咳エチケットに協力いただけない方
- 新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方
- 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方
【境内・授与所における対策】
- 参道での“密” を避けるため、参拝路を規制すると共に、前後左右の人との間隔をあけていただくよう看板を設置、参道と御社殿前の石畳上に目安となる表示をします
- 流水式特設の手水所を増設します
- 授与所(おふだ・お守り・おみくじ・御朱印等)は、例年の御本殿付近ではなく、参拝を済まされ人混みが少しでも緩和された原宿、代々木方面は参拝者駐車場(明治神宮会館前)、参宮橋方面は西参道芝地に特設します
- 授与所では、参拝者がお守りなどに直接手に触れぬようケースに防護パネルを取り付け、おふだやお守りの見本・看板を充実させ、授与時間の短縮を図ります
- 対面での飛沫防止対策をします
- 各所の消毒、清掃、換気を徹底します
- 飲食を伴う店舗の出店はありません
【祈願祭での対策】(元旦より2月末まで)
- 受付、待合所、神楽殿内願主席の消毒、清掃、換気を徹底します
- 祈願祭の参列者は、一件につき最大5名までに制限します
- 通常は30分ごとにとり行っておりましたが、準備が整い次第随時ご案内します
- 巫女による神楽舞の奉奏を取り止めて、時間短縮を図ります
- 神酒直会は行いません
【職員・関係者の対策】
- マスクの着用、手洗い・うがい、出勤前の検温等健康状態の確認を徹底しています
- 発熱や風邪等の症状がある場合は、出勤を停止します
===以上===
以上は公式の情報となりますので、ぜひご参考ください!
まとめ
今年はコロナ対策で大晦日から元旦にかけての終夜参拝ができなくなりましたが、大晦日でも午後4時ころまでなら参拝が可能です。
また、初詣も1月1日から可能で、中止というわけではありません。
しかし、人数制限などしてもそれなりに「密」になってしまうことが予想されますので、参拝される方は感染対策をしっかりして参加してくださいね。
また、初詣を1月1日に行かず、日にちを分散させるのも有効です。
できるかぎり密にならないよう、ひとりひとりが注意して、明治神宮に迷惑のかからないようにしていきましょう!
また、追記しております明治神宮広報担当の方からの追加情報についても、お目通しください。
良いお年を!