熱中症対策には何を飲めば良い?水だけじゃだめ!段階別にご紹介

熱中症対策には水だけでは足りず、ナトリウムを取ることが良いとされています。

しかし、水筒に食塩入りの水を入れて飲むのもどうかと思ってしまいますね。

そこで、熱中症対策には何を飲めば良いのか、水筒に入れるのは何が良いのかを調べてみました!



熱中症対策には水だけではなく、ナトリウムも必要

わたしたちの体は約0.9%の食塩水と同じ浸透圧の血液がめぐっています。

汗をかくと水分とともに、ナトリウムも失われてしまいます。

そこで水だけを飲むと、血液の濃度が薄くなってしまい、結局熱中症になってしまう、ということもあります。

そのため、熱中症対策には、水だけではなく、ナトリウムも取るべき、と言われているのです。

水筒に食塩って入れていいの?

食塩やレモン、スポーツドリンクは一昔前の水筒に入れてはいけません!

内側の金属が溶け出してしまうからです。

他に酸性の飲み物(炭酸飲料水、乳酸菌飲料、果汁飲料など)も同じくです。

ただ、最近の水筒には「スポーツドリンク可」と書いてあるものがあります。

それらは、内部のコーティングを厚くしているため、食塩などを入れても大丈夫と思われますが、帰宅したらすぐに洗う方が安心です。

どんな時に何を飲めばいい?

熱中症対策だからと言って、普段から水と食塩を取っていては塩分過多になってしまいます。

学校などに持って行く水筒には水や麦茶、スポーツをする時はスポーツドリンク、熱中症になってしまったら経口補水液と、活動量に沿って飲み物を変えましょう。

麦茶には微量ですがミネラルが含まれており、カフェインは含まれていないので、お子様でも安心して飲めますね。

暑い沖縄では、ミネラルや糖分が含まれている黒糖も良いと言われているようです。

なお、食事療法や、何か疾患がある方は、かかりつけの医師にご相談されることをお勧めします。

経口補水液はコンビニに売っていない!

経口補水液はコンビニには売っていないのをご存知でしょうか。

経口補水液は「病者用食品」に当たります。

病者用食品とは、消費者庁が特別に許可した「特別用途食品」(乳児の発育や、妊産婦、授乳婦、えん下困難者、病者などの健康の保持・回復などに適するという特別の用途について表示を行う食品)の中の一つです。

経口補水液に関して言うと、熱中症時に口にする飲み物であり、普通の食品よりも、吸収が良くなっているのです。

もし高血圧や腎臓病などの疾患のある方が飲んでしまうと、病状が悪くなる可能性があるため、コンビニには置かれていません。

薬剤師のいるドラッグストアなどに置かれています。

経口補水液の作り方

ペットボトルの蓋を使った経口補水液の作り方をご紹介します。

これはユニセフで紹介されているレシピです。

用意する物

  • 日本製のペットボトルの蓋(直径28ミリ程度のものが一般的)
  • 一度沸騰させた湯冷まし1リットル
  • 砂糖 大匙2杯(または小匙6杯)
  • 食塩 小さじ2分の1

ペットボトルの蓋も消毒しておきましょう。

経口補水液の作り方

湯冷ましに砂糖と塩を溶かすだけで出来上がります。

もし、大匙や小さじが家になくても、ペットボトルの蓋で計量することができます。

大匙1杯=ペットボトルの蓋擦り切り2杯分

のため、砂糖はペットボトルの蓋、擦り切り4杯分。

小匙1杯=ペットボトルの蓋の内側の線のうち、一番上の線まで入れる

ため、塩小さじ半分はペットボトルの蓋の内側の一番上の線を1として半分の量になります。

大匙と小匙を使って計量するほうが分かりやすいですが、いざという時のために知っておくと良いですね。

作った経口補水液は日持ちはしないので、清潔な入れ物に入れ、早めに飲んでしまいましょう。

なお、飲みすぎも良くないそうです。

学童~成人:500~1000ml/日

幼児:300~600ml/日

乳児:体重1kgあたり30~50ml/日

上記が目安となっています。

経口補水液の飲み方

経口補水液は医薬品ではないため、決まった量などはないようです。

状況に応じて活用しましょう。

経口補水液とスポーツ飲料の違い

経口補水液にもスポーツ飲料にも塩分と糖分が入っています。

違うのはそのバランスです。

スポーツ飲料は糖分が多めになっているのは、スポーツをすることで失われたナトリウムやミネラルをより吸収しやすくし、糖分をエネルギーに素早く変えるためだそうです。

あくまで経口補水液は熱中症や脱水症のときに飲むということですね。

脱水かどうかの簡単な判断方法

脱水や熱中症は自分ではなかなか気づきにくく、気づいたときにはもう動けなかった、という話もあります。

そこで、自分が脱水になっているかどうかを判断できる簡単な方法をご紹介します。

  1. 左右どちらかの親指の爪の先を指の腹で押す
  2. 爪が白くなる
  3. 抑えていた指を離す

指を離してすぐに爪の色がもとに戻ったら大丈夫。

時間がかかるようでしたら、脱水が始まっているので、すぐに水分や経口補水液を摂りましょう。

まとめ

熱中症対策に飲めば良いのは水だけではなく、スポーツをするならスポーツ飲料、脱水が始まっているなら経口補水液が良いようです。

もちろん、適度に日影や涼しいところで休むことも忘れずにしましょうね。