・NTTドコモから12月3日新料金プランの「ahamo(アハモ)」の発表
・KDDIから12月9日にau新料金プランの発表
と12月は2大企業から新しいプラン発表がありましたね。(ドコモはキャリアですが)
双方のプラン内容を比較していきたいと思います。
NTTドコモ新料金プラン「ahamo(アハモ)」の概要
ドコモの公式サイトにて発表があった概要をまとめてみました。
(別途ユニバーサルサービス料がかかります)月間利用可能データ容量:20GB
利用可能データ容量超過後速度:送受信時最大1Mbps
音声通話:1回あたり5分以内の国内通話無料
・SMS(1通あたり3円)
5分をこえる国内通話は20円/30秒
ネットワーク:ドコモの4G/5Gネットワーク
各種オプション
利用可能データ容量の追加:1GBあたり500円(税抜)で利用可能データ容量の追加が可能
かけ放題オプション:月額1,000円(税抜)で国内通話無料
その他の特徴は下記の通りです。
2年定期契約や解約金の設定はございません。
1,000円の利用につき、dポイント10ポイントがたまります。
個人のみ契約可能です。また、契約にはdアカウントが必須です。(法人契約は不可)
キャリアメールの提供はございません。
支払方法は、口座振替またはクレジットカード払いとなります。
ご契約いただくことができるのは20歳以上の方に限ります。
(親権者の方にご契約いただき、20歳未満の方を利用者登録することは可能です。)
ahamoでの動作確認ができた端末については、WEBサイトで順次お知らせする予定です。
ドコモをご利用中のお客さまについては、MNPのお手続きは無しに、プラン変更で簡易にお手続きいただけます。ただし、システム対応に時間を要しており、システム対応が完了する5月までの間は、他社から乗り換えのお客さまと同等のお手続きを行っていただきますが、手数料や解約金のご負担はございません。
au新プランの概要
au新プランは、「データMAX 5G with Amazonプライム」です。
特徴は下記の通りです。
・データ容量の上限がなく「Amazonプライム」「TELASA」(動画視聴サービス)の利用料がセットになったプラン
・割引を適用しない場合の価格は月額9350円(税別)
・月間のデータ使用量が2GB以下の場合は自動で7870円に値下げ
月額3,760円で利用できる可能性もあるのですが、それはあくまで下記の全てのオプションを入れたことが条件になります。
家族割プラス3人:-1,000円
家族割プラス4人:-2,020円
auスマートバリュー:-1,000円
スマホ応援割III ※翌月から6カ月間:-1,400円
5Gスタート割※翌月から12カ月間:-1,000円
金額・プラン内容比較
上記の概要から比較対象をまとめてみました。
ahamo | au新プラン | |
金額 | 月額2980円 | 月額3,760~9350円 |
内容 | 月20GB 1回あたり5分以内の国内通話無料 海外でもデータ使用可 | データ使い放題 「Amazonプライム」「TELASA」付き |
ネットワーク | 4G/5G | 4G/5G |
契約方法 | オンラインのみ | オンライン・窓口 |
メリット・デメリットは?
また2社の新プランについてメリットデメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット | |
NTT(ahamo) | 20GBで2980円(格安SIMの上位互換) 海外でも使用可能 | 端末が必要(対応端末が未定) ドコモ光割り・家族割が適応外 契約殺到の可能性あり |
KDDI(au データMAX 5G with Amazonプライム) | 動画見放題(データ制限なし) 「Amazonプライム」「TELASA」付き | 月額3,760円までの条件が現実から解離 (結果的に月額9350円になる可能性) |
キャリアとプランの変更の差が分かれ目?
NTTの新プランは、docomoとは異なる新キャリアとしての発表でした。
そのため、格安SIMのような思い切った値下げが実現できたのだと思います。
その代わり、端末を準備する必要があるなど、別の手間が発生し、慣れない方は少し大変かもしれません・
一方、KDDI、asの新プランはあくまでもau内での新料金プランの発表でした。
元々のベースはそのままのため、大きな変更は出来ません。
同じ時期での発表だったために、本来、比較するべき基準が異なる同士が比べられてしまいました。
まとめ
NTTとKDDI2社の新プランについて比較してみました。
キャリア単位での発表があったNTTが若干優先のように感じます。
ただ、キャリアがごっそり変わるということ、殺到したときの対応や障害などの可能性によっては、ahamo自体のブランドの質が問われかねません。
やはり、使ってみないとなんとも言えない部分はありますね。
また家族割りなどを使用されている方にとって、それぞれの契約状況によってもどちらがいいか、変わってくるように感じます。
ぜひ最新情報をみながらご検討いただけますと幸いです。
もちろん、当記事も情報が入り次第更新していきますので、参考材料の一つとして捉えていただけたら幸いです。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。